知識があったらできなかった

向精神薬の断薬に関する2冊目の本
「心の病に薬はいらない!」(by内海聡
が届き、夕方から斜め読み・・・

斜め読みしたのは、実際にMの断薬は 見た目にはすでにほぼ終わっているからなのだけど、
この本を読んでみて 私は震撼してしまった。
本来なら日本では 先週Mがやったようなことは、
その為の特別な場所を用意して、3か月から18か月かけてすることだったのだ。
短期間でやりたいなら(本当はその方が良いと内海氏は理由も添えて述べておられる)
家の中が破壊されてボロボロになることを覚悟する必要があると・・・

結果として、壊されたのは、百均で買ったプラスチックの小さなゴミ箱1つだけだったけど、
もしそんな知識があったら、私、ぜったい黙って見守ることなんてできなかっただろう。
本当に、怖かった。私の心は 昼も夜も震えていたけれど、
薬を飲ませるようにと言われるのが嫌で 主人には一言も知らせず、
1日中、信仰の奇跡を信じさせてくれる動画と賛美を youtubeで見、聞き続けて 通り抜けた。

Mの今の症状として、幼児の頃に戻ったように見える「退行」「記憶喪失」 それも禁断症状の一つなのだということを、この本を読んで知った。
そして 体内の残留物質の為に フラッシュバックがあり得るということも・・・。

もう祈るしかなく。

Mがほとんど薬を飲んでいないことを 知ってか知らずか 何も言わず落ち着いて過ごしていた主人もまた 別の意味で驚異的な平安の持ち主だと思う。

どうか 主人が Mに薬をもう一度飲むことを 勧めたりしませんように・・・・!